コロナ 2

世の中はマスクだらけで息苦しい。私の生活はさほど変わらず。5月5日に近所の神社でべっかんこ鬼を上演した。

神社で稽古をしていたら、たまたま通りかかった散歩の会の人たちが後押し。十人ほどの観客。神社の外で気持ちよく演じた。

お代は投げ銭で。近所の蕎麦屋。コロナの自粛まったく関係なし。いつも通りの営業。この店にはコロナはなかったのだ。

休まないのかと聞くと「だって、仕事だから」と、お上の言うことに聞く耳なし。芝居者にもそれくらいの若いやつがいてもいいと思うが。

自粛と言われれば、自粛し。中止し、延期し、あくまでも従順。困ったので、国に金をせびったりしている。まあ、どこに金をせびってもいいが、言いたいうことも言えなくなるようでちょっと怖いね。

戦争中、爆撃の下で戦争反対の旗を掲げた、新劇の人が見たら、今の時代をどう感じるんだろう。

まあ、戦争とウイルスは根本が違うと言う人はいるだろうが、寺山修司が若かったらどんなことをやってくれただろうかなどと思う。

じゃあ、お前がやれ、と言われそうだ。せいぜいが外でゲリラで演るくらいしか思いつかなかったわけです。

さて、私は7月31日(金)15時から三軒茶屋のチロコロ。8月1日 14時 北軽井沢のくつかけテラス。 8月2日 上越市にて、萩原浩の「海の見える理髪店」

を一で芝居で演じます。7月6日からはじまるNHKのラジオドラマ青春アドベンチャー。ストーリーボックスザトーキョー。これは面白いのでお薦めです。もちろん私も出てます。

若い気鋭の作家たちの作品。一本が15分。5本のオムニバスですね。何か別の形で芝居に出液ないものかと考えたりしています。

8月以降は長野県の活動も始まる。新たな形の劇団を構想している。ここ一番。何か新しい、素敵な、コロナなんか屁の河童の芝居を考えたいと思っているのです。

演劇はマニアにだけ発信していていいというものでは、断じてなくて。小劇場は実験。基礎的な実験の場という考えももちろん分かるが。

そこに抗うことを実践したいと今は考えているのです。

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