
今年もあと少しです。今週末27日、28日「花を愛して・牧野富太郎伝」のリーディング公演で仕舞いとなります。今年は色々ありました、盲腸で一週間入院したり、風邪で寝込んだり。体調面で年齢を感じました。足の膝に水が溜まって痛む。理由を聞いたら加齢とのこと。年を取ってそれほどいいことなどないということです。
来年は、牧野富太郎伝の本公演を目指します。そして、本格的に稽古も始めよう、ワークショップをやろう。新潟で頼まれている仕事や、学校の仕事などが決まっています。
劇団始めて50年。演劇やって、60年です。他になにかやると言っても、そう簡単に見つかるものでもない。時々、畑仕事でもなどと思ったりしますが、時すでに遅しです。
で、今、なんだか物価上がって暮らしにくい、この社会で、演劇はなにがやれるのだろう?演じて、見せて、何をどう切り込んでいくのか。老い先短いので、日々考えているところです。
今年もあと少し、今日から毎日稽古。ありがたいことですね。稽古ができることが、ありがたい。なにしろ、稽古あっての演劇ですから。やっぱり稽古場もほしい。公演場所も。新たな新鮮な空間を探しているところです。既成の劇場ではない、空間。演劇マニア向けではない、心浮き立つような空間を今も探しています。何しろ、レクラム舎は東中野の工場跡地からスタートした劇団です。いつでも過激を目指したいもの。来年に向け、今日からスタートします。
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