猫との生活

我が家の猫。名前はヨウカン。オス猫。今年の8月で二歳になる。近頃やや人間化している。まあ世界は家の中で他の猫と会ったこともないので、猫であることも忘れるのかもしれないね。

帰ってきて家族は二階でテレビ。誰もおりても来ない。一人でビールなど飲んでいると、二階から降りてきて「お帰りなさい」とかなんとか猫語で話しかけてくる。「今日は何かいいことあったか?」聞くと、ニャゴニャゴ応える。「そうかそれぁあよかった・・」などと話す。まだ言いたいこともありそうだ。猫が家に来て、ゴキブリがいなくなった。冷蔵庫の下から出てくるゴキブリは猫が殲滅。猫パンチで皆退治してくれる。時々干からびたゴキちゃんが、冷蔵庫の傍で息絶えているのを見つけたが、どうやら猫の憂さ晴らしになっていたようだ。ハエも捕まえる。食うわけではないのだがともかく捕まえて弄んでポイ。役には立っているのだ。朝寝をしていると布団に入ってくる。やや申し訳なさそうに。「ちょっと失礼します・・」とえんりょがちに入ってきて寝る。やたらに話しかけてくるので、息子たちに返事ぐらいしてやれと言うと「何言ってるかわからないんだよ」と次男。いいんだよ「そうかそうかそりゃあよかった」とかいうと満足するんだから。そう言うと次男も時々「わかったわかったよかったね」とか猫に言う。猫も満足してますます話すなんてこともある「ニャンニャン・ニャーゴ・マーオ」「うん・・わかったよ。今忙しいからちょっと向こうに行っててくれない」「ニャン?」「うるさいんだよ」 昨夜の長男と猫の会話。

時々シャワーを掛けて丸洗いする。子猫の時は大騒ぎだったが、今は楽しみにしているようで気持ちよさそうだ。妻が好きで付きまとう。妻がトイレに入れば。外で待つ。足元でじゃれつく。甘える。オス猫なので女が好きなのかもしれない。妻の頭の上に乗っていたのには驚いた。人馬一体ではない人猫一体となっていた。外に出たことがないので、外が怖いらしい。が、窓から外を見て、外の空気を体験してはいる。時どき家の周りにやってくる野良猫はマイクタイソンの様な顔。とてもうちの猫には太刀打ちできそうもない。猫を見ていると、気持ちが休まる。「まあ、人生じたばたしても仕方がなし。猫語の習得を考えて・・・」などと、じっと猫を見る。「いいんだけどさあ、たまには高級なエサも買ってきてくださいよ。少しは稼いでね」と猫に言われて少し焦る。今日も猫と家で留守番。猫は長男のベットでごろ寝。私は土曜の「友情・ある半チョッパリとの45年」の稽古です。

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