8月が過ぎていく

もう今年も8月です。気候変動は本格的で、つい先日埼玉県で物凄い雨、風に見舞われた。ちょうど高速道路を走っているときで、このまま車ごと風に持っていかれるのかと本気で思い、死ぬかもしれないという恐怖もあった。世界の温暖化は進み、今後災害で命を落とす、なんてことが絵空事ではなくなったような気がする。 この時代に演劇を提供する、というのはどういうことなのか、などと青臭いことを考える。今月、久しぶりに別役実氏の作品を発表する。「眠っちゃいけない子守唄」面白い作品だ。今日的でもある。が、やっぱり時代を感じる。1980年代に書かれた作品だ。ともかく言葉、言葉・・。今、最も頼りないのが言葉なのかもしれない。その頼りなさはない。ともかく、言葉が屹立している。 というわけで、言葉と格闘している。リーディングだからこその面白さがあるといいのだが。  10月に予定していた「笑劇・牧野富太郎伝」は事情があって延期することになった。まあ、経済的な問題が大きいかな。リーディングでの発表を年内にと考えている。  福島県での公演も模索中。ここのところ何度か足を運んでいる。来月にはどの様になるか発表できそうだ。「今伝えたいこと(仮)」という高校生の書いた作品をやったことで、福島県浪江に縁ができた。  てなわけで、8月も進んでいきます。好きな季節。体調は万全だが、懐が・・なんて弱気な事を言ってられない暑い夏真っ盛りです。

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