公園で

稽古場に通う、電車の中、辺見庸氏の水の透視画法というエッセーを読む。私より8歳上だから、そろそろ70歳という年齢。このくらいの年齢の人たちが、私の兄貴分の世代になる。言葉使いや、態度が私には懐かしい。言葉の一つ一つに、はっとさせられたりする。千歳烏山について、喫茶店で、台本を読み、その日の稽古プランを考える。合間に、セリフを覚える。昼を過ぎて、住宅街を歩き、小さな公園で、弁当をひらく。目の前に大きな木。あれは、なんという木なのだろう・・木の名前がわからない。考えてみれば、木の名前がわかるのは、杉の木、松の木、銀杏の木くらいか・・情けないなあ・・などと考えて、弁当。子供がお父さんと遊んでいる。平日なのに・・遊んでいる父と子。時々目が合って、軽く挨拶などをする。1時前に稽古場。雑談をして、1時から稽古開始。荒く立ち稽古。最初の語りを、若い俳優に任せる。自分でやろうと思っていたが、急に変更した。
5時前に稽古終了して、帰り。稽古時間が稽古場の問題で限られている。
と、まあ。こんな一日。25日からは吉祥寺に移り、本格化する。それまでに、大雑把に、通すようにと考えている。7月末までに何本かの芝居、テレビドラマなどがあって、セリフをいれるのに忙しく、時間が足りない。
ありがたいことと、喜んで、一生懸命。と思いなおして、朝から働いているのです。
笑う犬、全体の構造が見えてきて、いい芝居になると確信できる。トップギアーで進んでいます。

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