ブラック・グラフティー– category –
鈴木一功のブラック・グラフティー
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近頃思うこと
コロナ、コロナと毎日進む。オリンピックもやるのだろう。やるのだから、みんなで盛り上げましょう。と言う政治家がいない。コロナがあるから絶対やめろ、命がけでやめさせる。と言う政治家もいない。世間の目を伺っている。民主主義という大衆主義が今や... -
母
カレル・チャペックの作品「母」の稽古をしている。オフイスコットーネプロデュース公演。5月13日から20日まで。吉祥寺シアター。増子倭文江、大谷亮介や若手の人気俳優が参加している。私は三幕に出てくる老人。長いキャリアの中で芝居で少ない出番は... -
ピンチをチャンスに
ピンチは続くがチャンスにしたいと思ったりしている。こういう時期だから考えることもできる。今2月11日~のリーディング公演「ストーリーボックスザトーキョー」の稽古中。 普段借りることのできない施設がすんなり借りることができた。人が集まることが... -
秋深し
もう、11月。秋が深まっている。コロナはますます日常化し、どこに行ってもマスクだらけ。人々が目だけギョロギョロして歩いている。 こんなことがいつまで続くのだろう。まあ、おそらく人間たちの滑稽な出来事として、歴史に刻まれるのだろう。 色々と... -
地方都市での公演から
東京、中軽井沢、上越高田にて「海の見える理髪店」を上演した。今、コロナで自粛が流行っているが。主催者が決断して上演してくれた。 キャンセル相次ぐ中で、大勢のお客さんが来てくれたのは感謝しかない。一人芝居ということもあるが今実演をやれる... -
コロナ 2
世の中はマスクだらけで息苦しい。私の生活はさほど変わらず。5月5日に近所の神社でべっかんこ鬼を上演した。 神社で稽古をしていたら、たまたま通りかかった散歩の会の人たちが後押し。十人ほどの観客。神社の外で気持ちよく演じた。 お代は投げ銭で。... -
コロナ
コロナで何もかもが休みになっている。6月の佐久での一人芝居も7月あるいは9月になりそうだ。さてコロナ。へたなことを言うとぶったたかれそうだ。 私は67なので。高齢者。罹るとどうやら死んじまうらしい。で、今の日本の雰囲気は、いや世界の雰囲気は... -
3月
年が明けて、あっという間に3月。今月は15日に「べっかんこ鬼」チェロの奏者とのコラボです。21日には「大人も子どもも劇場」と銘打って、三軒茶屋のチロコロで公演です。 私と松坂、新人の杉島、近藤の4人でのリーディング公演です。子供のいる人ぜひいら... -
発達障害
8月の一人芝居。10月の「べっかんこ鬼・拡大版」長野県の佐久、新潟上越での公演が終わった。台風の中での稽古本番。ともかく乗り切った。 佐久で美術の大田創さんが、徹底的に凝った舞台装置を作ってくれた。車の中で大田さんが「鈴木くんは発達障害だ... -
長野県佐久で考える
ここのところ長野県佐久で「海の見える理髪店」上田で劇作家協会主催で「べっかんこ鬼」を演じた。様々な人に支えられて演じることができているわけだ。 佐久ではホテルの風呂や町中でも「鈴木さん、芝居見ましたよ」などと声をかけられる。ありがたく、責...