カラスの教科書

カラスのことを調べている。今書き始めた小説の題材にカラスが登場するからだ。
「カラスの教科書」という本を見つけて、読んだが、これが面白い。カラスに対する愛情に満ち溢れている。
嫌われものの印象が強いが、この本を読むとカラスたちが可愛らしく、いじらしい存在だという気さえしてくる。
例えば若いカラスたちの日常は「テキトーで気まま、なじみの町に繰り出せば、どこにでも顔見知りがいる。腹が減ったらその辺でフライドポテトにマヨネーズ。気の会う仲間とつるんで、飯食って水浴びして遊んでおやつ食って、日が暮れたらどっかで寝る」とこうなる。どうやら東京の若いカラスの日常はこんなものらしい。
針金のハンガー大好きで、これは巣作りに重要なアイテムらしい。物干しからハンガーがなくなっていたら、大体カラスの仕業らしい。
と、カラスのことを考えて、10年ほど前、近所の婆さんがカラスの雛を拾い上げ、大事に育て、大きくなってからも交流していたなんて事実を思い出した。
大きくなってからも、餌を与えるものだから、うわさを聞いた他のカラスが大量に集まって、路地裏がカラスの糞で真っ白になったなどということがあったのを思い出す。
嫌われ者のカラスをなんとか東京オリンピックまでに東京から追い出そうと、ついこの間若い女の子の鷹匠を連れてきて、都職員の前で天敵の鷹をカラスと戦わせるなどという、なんともうそのような話を実際にテレビのニュースで放映していた。画面を見ていたら、カラスもそれなりに、したたかに反撃していましたね。
東京オリンピックまでに東京を美しく、などというのは前回の東京オリンピックでも躍起になってやっていた。今回もきっとホームレス、カラス、タバコ吸う人、ご老人、皆隠そうなんてことになるとも限らない。テキトーで気ままな暮らしは許さない!と躍起になる正義感は怪しい。戦前美しい国ドイツのキャンペーンは健康法。タバコ禁止法。そのうちにユダヤ人も排除となった。
カラスなんて目の敵にされたんだろうな。
カラスの種類もたくさんあって、とくにワタリガラスなんてのは実際に見てみたいものだ。今は日本では北海道でしか見られないらしい。
と、書いてきて、私の小説「スーパー40・ママはチャンピオン」が7月に新潮社から出版される。第二弾のつもりで二作目を書き始めているのだが、まあ、簡単には進みません。
4月10日(日) 16時から ペーソスというおっさんバンドとコラボします。場所はスタジオAR。そろそろ桜も満開の気配。4月入れば色々なことのスタートです。まあ、私はとりあえずカラスの観察、研究。どこにでもいますからねカラス君たちは。

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