一か月ほど前、買ったばかりの自転車を盗まれた。 次の日に出てきたのだが、盗まれたというよりも、 ほとんど同じ自転車だったので、 私とその相手が乗り間違えたというほうが正しい。
二つの自転車には鍵がかかっていなかった。ある人に「 鍵は掛けてましたか?」と聞かれた。かけていないというと、 それではしかたがない、というか、 かけていないほうも悪いというような言われ方をした。鍵など家でも掛けないこと多し、ということは泥棒が入っても、 かけていないほうも悪いといわれるのだろうか。 そのことを他の人に言ったら。その通りだと言われた。 恐ろしい世の中になったものなのである。まあ、戦争でもきちんと防衛していないと、 備えをしていないほうも悪いと言われたりするのだろうか・・ 人は盗むものであり、戦争するものであり、 殺したりするものだから、鍵は必ずかけるもの、 なのが常識なのかもしれないが、なんだか、やっぱり世知辛い。心にもしっかり鍵をかけ、 うっかり入り込まれないように用心を。なんて標語を思いつく。 傷つけられたら、それは油断していたからですよ、 などと言われそうだ。
わたしはよく、無防備だといわれる。 よく言えば飾り気がないということだが、 悪く言えば傲慢ということになる。 心のカギはとっくの昔に捨ててしまったような気もする。 今更探しても見つかりっこないのだ。心に切り込む言葉でも、鍵をかけていないと、 なかなか引っかからないという気がしないでもない。 そう考えると、時々鍵かけて、用心深く、 人の言葉に耳を傾けたほうがいいのかもしれませんが。
ここ一か月、痛風の痛みなかなか引かず、完全に禁酒。 アル中ではなかったということを家族には証明したわけだ。 酒飲まないと一日は長い。夜、仕事をする。本を読む。 ぼんやりと音楽聞く。痛みがまだ残っているので、なんとなく疲れて、 10時ころには眠くなる。健全な日々です。で、 最近自転車には鍵をかけることを心がけるようにはなりました。 家にも鍵。心のカギは探しているところなのです。
来週から、8月福島の公演のための稽古。 スタジオARでは7月中に公開稽古のようなことをやろうと思って いるところです。それを足がかりに週一回の朗読。 発表をARでなどと考えているところ。ようやく、5月公演の疲れが取れてきたというのが本当のところ。 今年は梅雨明けも早そうな気配。好きな夏が近づいてきました。
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