年が変わりました。気持ちもぐるっと変えて新しい気持ちで・・とはなかなか思わず、昨日の続きの今日です。今年も何本かの芝居が待っています。どうか宜しくお願いします。
さて、演技について。もう少し書いてみようと思います。体のことです。俳優は、最初の頃、肉体訓練のような事を、養成所のような所でやります。が、年とと もにあまりやらなくなる。スポーツジムなどに行っている俳優は多いけれど、私の知っている限り、まあ健康を維持すると言うような目的のような気がします。 肉体の訓練と演技。結びついているようで、あまり結びつかない。しっかりと体の出来た俳優が必ずしもいい役者とは言えない「いい役者」これが曲者です。存 在感の有る俳優。味の有る俳優。どちらもとても曖昧です。中国の俳優を見ると、体の訓練が行き届いている事が、舞台を観たりするとよく分かります。だから 非日常にあっという間に飛躍する。日本では子供の頃から俳優の訓練をする歌舞伎の俳優に、肉体というものがあるような気がします。では,私達は,諦めて 「味の有る役者」を目指せばよいのでしょうか。話は少しそれますが、俳優は食っていかなければならない。人前で演技をしなければ俳優とは言えない。いくら 研究好きの俳優でも、たった一人で鏡の前で演じ続けることは出来ない。現在、食べていける場所。俳優が仕事をする場所に「肉体」が必要とされていない事が 多い。(舞台、テレビドラマやVシネマの現場で肉体を酷使する事は勿論ありますが)全くないと言う訳ではありませんが、少ないのです。俳優は本能的です。 どのように自分を表現するかはいつも考えています。必要とされていない肉体を磨かなくなることは、やっぱりあるのです。私達はどのようにして、非日常に軽 がると飛んでいく肉体を手にすることができるのか?今、もう少し考えていこうと思っています。
2004 年 1 月 4 日 (日)
2013年3月6日
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