あかぎ煎餅というのを知っているだろうか?まあ、大抵は知らないと思う。我が家には必ずあった菓子なのだ。子供の頃、それをあかぎれ煎餅と思い込んでい た。子供の頃、あかぎれがひどかったのでそう思い込んでいたのかもしれない。今もあかぎれはひどい、冬になるとあかぎれがやって来る。足の裏はバンソウコ ウだらけになる。どういう常態かといえば、乾燥した餅のひび割れを想像してもらえばよい。これが痛いのだ。ところが病院に行くほど痛いというわけでもな い。そこがやっかいだ・・人知れず痛い・・あかぎれになった人しか分からない痛さ・・心の痛みも固有のものだから、そんなことなのかもしれません。軽石で 足の裏を良くこすり、クリームを塗り、靴下履いて寝れば治るのは分かっているが、面倒になる。
分かっていても、出来ない事が人にはあるものです。稽古が進んでいます。あかぎれの痛さではない、心の痛さを抱えた人々の物語。3人の作家の作品を一つの世界に集約する作業を進めているところです。
2005 年 1 月 21 日 (金)
2013年3月6日
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