2005 年 10 月 15 日 (土)

巣鴨の駅を降りて、刺抜き地蔵の喧騒を歩く。爺さん、婆さんの原宿らしい。4の日は縁日。朝から、露天の店が出る。20年代、30年代のアイスクリームと いう看板の掛かった屋台の前で足が止まる。婆さん、爺さんが並んでいる。若い、多分二十台の男は、まるで寅さんのように、爺さん婆さん相手に、手よりも口 のほうが動く。「この、アイスクリームは魔除けになるのかしら?」少し、ボケの入っていそうな婆さんが聞く。・・・「もちよ!このアイス食ってれば、悪い 事はないから」と若いアンちゃんが応える。ハハハハと周りの婆さんが笑う。並んでいた爺さんが、「早くしろ!馬鹿もん!」と怒る。男はいつでも狭量だ。 「怒ると長生きできないよ」と若い渥美清にちょっと似た若い男が言う。「ハイ!アイスクリーム大盛り」と爺さんにアイスを手渡した。昨日の刺抜き地蔵前の 風景。魔除けという言葉があちこちで聞こえる。「魔除け」まるで死語になった言葉がここでは飛び交う。私も後二十年もしたら魔除けを求めて、この場所に やってくるのだろうか・・。なんてことを考えながら、喧騒を抜けると西巣鴨。百円で出来るパチンコ屋(チューリップの開く台があって、百円から玉が買え る)を通り過ぎて、稽古場に。12月7日~14日まで、世田谷線松蔭神社駅~2分のスタジオARでの公演「ベンチ2」の稽古。やっと場所も決まって、少し ずつ力が入ってくる。今度の芝居「摩除け」には多分ならないと思うけれど、年末に相応しいハートフルな作品に仕上がりそうだ。・・それにしても、巣鴨はエ キサイティングなのだ!

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