2005 年 2 月 15 日 (月)

稽古場に通う道すがら、ビートルズのアンソロジーというアルバムを聞いている。昔聞いていた時の印象と違うのは、あまり、手を加えていない、元の演奏に近 いものということもあるかもしれないが、何より、彼等の痛々しいまでの努力が伝わってくることだ。演奏が終わって、溜息をつくジョンレノンの姿が見えるよ うな気がする。この痛々しさに、世界は熱狂したのだろうと思う。最近、若いときには見えなかったものが見えてくるような気がする事がある。そう思うだけの ことかもしれないけれど・・稽古が進んでいる。表現はどんなジャンルでもそうなのかもしれないが、ある種の痛々しさがないと、なんだか鼻持ちならない事に なるような気もする。切実さのないものは、やめたほうがよいのだ。今日もこれから稽古に行く。切実な切羽詰ったビートルズの歌声を聞きながら、芝居のこと を考える。

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