今日もフーフー言いながら、戯曲を書き直している。4日間で10枚ちょっと。能率が上がらない。ここ、2、3日テレビやラジオでさかんに戦争の事をやって いる。8月はそういう月だ。子供の頃、漠然と俳優になろうと思っていたが、もう一つなりたかったのが昆虫学者。世界を巡って、今だ発見されていない未知の 昆虫を見つけて。鈴木虫なる名前を付ける等という夢を見た。実際に不思議な昆虫を原っぱで見つけ、家に帰って昆虫図鑑見ると、必ずその虫には名前がついて いた。一枚の名画。一冊の小説を残すと同じくらいに一匹の無名の虫を見つけるのは、素晴らしい事のような気がした。子供の頃、原爆の映像を見ると、不謹慎 かもしれないが、何匹の虫達が死んだのかと思ったりした。犬も、猫も皆一緒に死んだのだろう、犬にも猫にも虫にも名前があって、それを一瞬で消す。想像力 のない人間のやることだ。子供の頃、オリンピックの頃だ、246を歩いている外人に石をぶつけて追いかけられた事がある。私にはなんとなく鬼畜米英という 気分があった。理由は分からない。読んでいた本とか、時々呟くように聞こえてくる大人の呪詛を聞き逃さなかったのかもしれない。戦争は今も続いている。
2005 年 8 月 15 日 (月)
2013年3月6日
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