最近,少し驚いた事があった。家に岩手太郎氏が遊びに来たときの事。ビールを飲んで、おもむろに太郎ちゃんが煙草に火をつけようとした瞬間、家の子供が 「煙草は外で吸わなきゃいけないんだよ」の一言。太郎ちゃん,一瞬どぎまぎ,私「何で外なの?」と聞く「だって,家が汚れるよ」との答え。「そんなこと言 うなよ』と子供に言うと「どうして?」と返ってくる。しばし子供と論争。家は誰も煙草は吸わないが,若い劇団の人は結構吸う人がいる。遠慮して外で吸って いるのを見て,子供がそういうものだと思ったようだ。ところで私の家は祖父も祖母も煙草を吸っていた。祖母は芸者の経験があるためか、キセルで煙草をプカ プカやっていた。煙草の匂いは私には心地よい。ピースの缶を空けると、少しチョコレートのような匂いがした。遊びに来る大人がたばこの煙で輪ッかを作り、 その輪の中に小さな輪を入れたりした。煙を汽車のようにポッポと連続して出す技を見せてくれたりしたものだ。煙草は文化だと思ったりする。近頃ビルの狭間 で寂しそうに煙草を吸っている男を見ると、何だか嫌な世の中になったような気がする。私は煙草を吸わないが自分の勝手で吸わないだけだ。家は煙草の煙だら けだったような気がする。だからと言って、皆、早く死んじゃったかというとそうでもない。嫌煙権なんてクソ食らえと思うのだ。なんてこと話しているうち に、太郎ちゃん、わははと笑って豪快にタバコ吸っていた.子供も一緒にがはははと笑ってカルピス飲んでいる。「煙草は喫煙室で」なんて正論をえばってクッ チャべるガキにはなってもらいたくないのだ。
2005 年 9 月 11 日 (日)
2013年3月6日
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