2006 年 8 月 1 日 (火)

昨日は8時まで、細かく稽古。帰り、若い劇団の男の子と食事。一人で何ヶ月もモロッコを旅したという経験談を聞く。私が二十代の頃は、簡単には外国に行け なかったような気がする。一ドル360円の時代だ。渋谷~バスに乗る。時々、地下鉄ではなくてバスに乗る。外の景色が見えて、楽しい、等というとなんだか 子どもじみているが、本当だ。それから、バスの運転手さんを眺めるのが好きだ。細い道を、実に上手く運転する。プロなのだ。佇まいも好きだ。同じ道を、安 全に、時間通りに運行する。私がたぶんもっとも苦手なことのような気がする。若い運転手さんが多い。誠実な感じがする。想像すれば単調な仕事のような気が する・・俳優の仕事も、違う意味で単調なのだ。仕事はいつでも単調で、安全に時間通りに誠実に、やっていく事。バスの運転手さんの佇まいの中に、仕事の大 事な核のようなものがあるような気がする・・モロッコ帰りの若い劇団員と若いバスの運転手さんの背中がクロスしたような気がした。バスに乗ると、仕事帰り の疲れが少し癒される。

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