誤解された。いつも外で大変ですね、と、ここを読んでくれている人に声をかけられたのだ。いつもではないのです。明日からは稽古場です。セリフの暗誦とい うか、立ち上がって、本格的に入る前の、まあ、ボクサーでいえばランニングのような段階を外でやるのだ。小さな声で、ブツブツ。繰り返す。稽古場でやるほ どではないことを、歩いたり、時には走ったり、ベンチに座ったり。まあ、俳優なら誰でもやっていることです。車の中でブツブツやる人も結構います。それぞ れ、自分のやる場所というものがあるようです。さて、今日は七五三。松蔭神社で十人ほどで、一寛の祝い。宴会好きの父は一週間ほど前に、脳出血で入院。多 分、左半身麻痺となるでしょう。帰りに見舞い。この、父の話をすれば、一本の小説が出来そうな気がする・・むちゃくちゃな男で・・車の中で妹が・・悪人が 最後に大往生なんて、なんか許せないよね・・と呟いて。後は悪事の数々を・・今だから笑えるが、笑い事ではない出来事の連続なのでした。見舞いに行き、妻 が今日は来れないが、2、3日したら来るよ、と伝えると、ほとんど意識がなく、自分の年齢もわからなくなっているのに「あいつは・・俺が・・好きなんだ」 と、回らぬ舌で呻くように言うのでした。もちろん、その場にいた全員はただ苦笑。なんとなく、大往生しそうな気がしてきた。
2007 年 11 月 17 日 (土)
2013年3月7日
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