2008 年 8 月 3 日 (日)

青年座のスタジオで、津嘉山正種氏のひとり語り「人類館」を見る。私が、30年来やっている芝居なので、並々ならぬ興味があった。が、見ようかどうしよう か、少し迷っていた。そういうものなのだ・・大事にやってきた、作品。普通の気持ちでは、見ることが出来ないかな、などと思っていたのだ。ところが、突 然、お隣の奥さんが、我が家を訪ねてきた。「実は私、沖縄出身で、津嘉山さんは、学校の私の先輩。券を買ってあるんだけど、体調悪くなって行けそうもな い。鈴木さん芝居やっているから・・行って貰えるかと思って。」と玄関にチケットを置いていったのだった。見るべきだと、誰かが言ってるのだなあ、と思 い。出かけた。見てよかったと思う。津嘉山さんの思いは伝わったのではないだろうか。三十年以上前、上演後に私のところにやってきた津嘉山さんが「ありが とう!」と言って握手してきたのを思い出す。本来なら俺がやりたかった、と言う思いがあったのではないだろうか。見ている間、赤石さんや、初演の時の方言 指導をやった稲峰君のことを思い出す。二人ともに、今はいない。再演の時は、津嘉山さんに方言指導をしてもらった覚えもある。今回の公演パンフの中で、評 論家の大笹さんがレクラム舎と赤石さんの仕事について、引用という形で、ふれてくれていることは、なにか少し嬉しく思った。たぶん、数年中に私も人類館の 上演を考えている。今回の津嘉山さんの語りは、その時の為の糧になった気がする。

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