冬物のハーフコートをあずけていた洗濯屋に行くと、夏にやめたとのこと・・顔なじみだったので、電話番号を教えているわけでもない・・夏は忙しかったの で、店の前を通っても気がつかなかったのだろう・・偏屈なオヤジで、安いのだが愛想がないといった店だった。体でも壊したのか、電話をしたが誰も出ない。 奥さんはいたのだろうか・・子供は。何も知らない。三十年以上やっていた店を急に閉めた。考えてみたら、洗濯屋の中と外でしか顔を会わせたことがない。余 計なことを言わないので、こっちも言わない。とても芝居を見に来るという感じではない。だから、チラシを見せたこともない。話すのは、洗濯の事に関するこ と。この染みは取れるか、ボタンがとれそうだから、ちょっと留めといてくれないか・・これ、衣装で使ってるものだから、安くしといてね・・人間の関係と は、そんなものかもしれない。私はそういう当たり前の関係が嫌で、すぐに違う所に踏み込んでしまう癖があるのだが・・洗濯屋のおやじは、頑なだったと今に して思う。そういうところの気持ちのよさというのは、あるものなのだ。役者と監督。ただそれだけという関係に、つまらなさを感じたりするのだけれど。その ほうが、よいということもある。役者と観客・・役者と演出家・・妻と夫・・それぞれの役割での付き合いのほうがうまくいくのかもしれないけれど・・そう単 純にはいかないのが現実で、まあ、そこに面白みがあるんだけどね。
松蔭神社に通う日々が始まっている。腰が少し痛く、稽古場の近くのテーピング専門の整骨医に通っている。今のところこれがなかなか良い。
昨日、最後までいって、18日から通しの予定です。
2009 年 12 月 16 日 (水)
2013年3月7日
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