京都で時代劇の撮影が終わった。仕事終わって、毎日のように近所の銭湯に行く。京都は銭湯が多い。太秦の隣の駅の昭和湯は昭和7年創業。80年を迎える。 「人を馬鹿にしてはいけない。一寸の虫にも五分の魂ということを忘れるな」番台の隣の色紙にそんなことが書いてある「いいですね、この言葉」私が番台のお ばさんに言うと「母親の口癖だったのよ」と応えた。隣の床屋さん。趣があって、思わず中に入って写真を撮らしてもらう「何年ぐらい経つんですか、この建物 は」聞けば、90年だという答えが返ってきた。京都にはそんな建物がたくさんある。保守的だという人もいるが、東京のように、なにがなんでも進歩。古いも のを笑ってきた文化はいずれ無効になる。開発、開発。狭い路地は危ないから、すぐさま平らにして、ビルを建てましょう。と、本気で言っている。原発の補助 金で建てた施設が維持できなくなった。原発を増やして、その補助金でその建物を維持しようなどと、漫画のようなことを本気で言っている。そういう人たち は、築80年の風呂屋も、90年の床屋も、早いとこぶっつぶせと言うのだろうか。京都にいると古い建造物に安らぎを覚える・・ぶっつぶす文化はそろそろ終 わると思う。終わらないと、なんだかとんでもないことになってしまうようなきがする。
仕事が一段落した。次回公演の準備が少しづつ進んでいる。一日ごとにキャストも決まってきている。来週からスタートです。
2011 年 5 月 27 日 (金)
2013年3月8日
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