「月がない」「バカかお前は!ゲームとかパソコンとかそんなことばっかりやってるから頭がおかしくなっちゃったんだ」「だってないんだもん」なにやってる んだ。2階での母子の争いに割ってはいる。「2階の両側の窓開けて、月が見えないからって、月がないときたもんだ」聞けば、その夜、学校の宿題で、月の観 察をすることになっていたらしい。月がないので観察やめようと言い出した息子に母が切れたのだった。雲ひとつない晴天の夜。ないわけがないのだ。外に出れ ばいいんじゃないの?そう言って、ばかばかしいので下の息子と二人で、近所の風呂屋に直行。自転車飛ばせば中天に煌々たる満月。あいつ等馬鹿だなと下のチ ビとせせら笑っていると、携帯に電話。「お父さん・・・月・・どこにあるの?」「・・空だよ・・」「分かってるけど・・見えない」どうやら建物にはさまれ て、発見できないらしい。「今どこにいる?」「なごみ保育園の前」「じゃあつくし保育園まで歩いて、空を見てみな、あると思うよ」「わかった」電話を切っ た。下のチビは月を見てゲハゲハ笑っている。風呂に入って30分もすると、月を見つけられなかった長男が飛び込んできた。「見つかったか?」「ほんとに見 えなかったんだよ」「お母さんはなにやってたの?」「見つからないからお父さんに電話しろって・・」・・・落語のような話だが。事実なのである。さて10 月になりました。下に夏に撮った蝶の写真を入れてみました。ちょっと頼みごとがあって、やって来てくれた36歳の長男が写真の入れ方を教えてくれたので す。満月の写真入れたいところだが、写真撮ってなかったんだよねえ。黒川組の稽古進んでいます。ちょっと面白い役なのでお楽しみに。今月12日に西部拓さ んの一人芝居を我が家の一階の部屋でやります。初めての試み。杉本苑子の怪奇小説を語ります。秋の夜の怖い話。楽しみです。
2012 年 10 月 4 日 (木)
2013年3月8日
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