山梨の甲府で、アマチュア劇団の稽古に立ち会う。様々な職業の人たちがいる。農協の職員、電気屋さんの社長、書道教室の経営者、学校の先生、農業に従事し ている人、IT企業のサラリーマン、企業の社長秘書、専門学校の生徒、高校生・・20人くらいが集まって、稽古している。作品は家族の物語。そこに色々な 人たちが絡んでくる。チェーホフの作品を思わせる。オリジナル作品だ。芝居終わって、一ヶ月ほど稽古をしていない。稽古場に入ると、自分の稽古場にいるよ うな気分になって、せっかちにどんどん進めたくなる。「何で芝居を始めたの?」聞けば、女の子は「普段の生活の息抜きです」と応えた。正業を持たない私た ちは、芝居が生活の場だが、ここの人たちは違う。その方が良いのではないかという気になってくる。皆楽しそうだ。ボケた昆虫採集をしている爺さんが通りか かるシーンがある。好きなシーンなので、何回も舞台前面を歩いてもらう、ただ通り過ぎるだけなのだが、難しい。俳優の意識が見えないようにしなければ、と 思うのだが・・意識が見えてしまう。プロの俳優でも難しい役どころなのだ、風のように通る、そして人生が見えて・・などと書けば簡単だが、やったら困難。 あっという間に時間が経つ・・ほぼ二日かけて、全部の場面を見せてもらった。楽しい、そして深いいい芝居になりそうです。10月8日と9日の本番は見に行 く予定でいます。帰りがけに、ちょこっと石和温泉の湯に浸かり、出てから食べたラーメンの美味かったこと!店の人の感じが良くて、又いきたくなる。帰りが け、バスの中で自分たちの稽古プランも考える。演劇、いや、何かを創るという事は、やっぱりいいもので、元気になります。山梨の人たちは、いい作業をして いました。
2011 年 9 月 18 日 (日)
2013年3月8日
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