2011 年 10 月 12 日 (水)

夕飯の支度が終わり、食卓で上の子供が帰ってくるのを、皆で待つ。サッカーの練習から夕方6時半過ぎに帰ってきて、では、いただきます。となって、突然。 上の子供が目に涙をためて泣き出した。どうしたのかと聞いても応えない。さめざめと泣いている。コーチに何かされたのか?苛められたのか?聞けども、首を 振って泣くばかり。妻も、どうしたの!と語気が強まる。じゃあ、学校に行って聞いてくると私が立ち上がると、やめてくれと、泣き叫ぶ。そうこうしているう ちに、辛抱できなくなって、自転車で近所の学校に、まだ練習をしている、サッカークラブにまで行った。練習をしているコーチを呼んで、子供が泣いているけ れど、何かあったのかと問いただす。若い十代のコーチは走ってきて、直立不動で「忘れ物しまして、怒られました。多分それだと思います」ウチの息子が悪い のだった。泣き方から、苛めとか、そういう不穏なことを連想してしまったのだが、違ってホッとした。帰り道、私の祖母のことを思い出した。私が苛められ て、泣いて帰ったりすると激怒して「又忠志だろ(近所にタダシちゃんという私より年上のいじめっこがいた)」言うが早いか、物干し竿持ち出し、路地を疾 走。タダシちゃんを追い掛け回し。アパートの二階に追い詰めて、突き倒す、なんてことがあった。それ以来私は、どんなことがあっても、家には泣いて帰れな くなり、泣いても、涙が悟られないように、家の周りを2、3周してから帰ったなんてことを思い出した。気の強い婆さんだった。まあ、私も、学校まで行っ て、コーチを呼び出し、どういうことか、などと迫っているわけで、似たようなものかもしれない。家に戻ると、子供は窓から屋根に出て、逃げ回る。ほってお くと、気持ちの整理が付いたのか、腹減った、とか何とか言いながら、ゲハゲハ笑って、鍋を突っつく。秋の一夜。
週末には山梨へ、芝居をみにいく。世話になった人の、アマチュア劇団の公演。出演しているそれぞれの人たちの人生が見え隠れして、味わい深い舞台だった。 皆、楽しんでやっているということが伝わった。そのことが大事で、そこを救い上げている、主宰の藤谷さんに拍手。
少し休んでいた気持ちが、変わりつつある。10月に入って、年度が替わったという気分。様々な企画の具体化に入らなければならない。

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