野球の清原が覚醒剤で捕まった。 数年前に日本ダルクを取材して芝居にしているので、 覚醒剤のことについては少し詳しい。
又、依存症についても勉強した。 覚醒剤の依存は酒やたばこなどより弱く、 誰でもが依存症になるというものではないらしい。
意志の問題とかではなく、その人の体質で、 アルコールをいくら飲んでもアルコール中毒というようにはならな いのと同じように。
覚醒剤の場合も、一種の病気なのだと教えてもらったことがある。 だから、清原は意志が弱いとかではなく、 体質的に依存に陥りやすい人間なのだということだ。
それにしても、とは思うのだ・・ あんなに有名で体も大きく目立つ存在は、 日常の生活を生きていくのはとてつもなく難儀なことなのだろうと は思う。
「あれはどうしょうもない奴だ」と、 何人かの人間が私に言っていたが・・ 人間なんて皆どうしょうもないのだとも思うのだ。
彼は甘えたかったのだろう。でも世間は甘えを許さない。 無知な人間はやくざ者をヒーローのように考えたりするが、 私の知る限り、やくざは経済が全てで、 義侠心のようなものはそういう者の中にはない。 清原は子供のように、やくざに近づき、覚せい剤と関わり、 やくざ者に甘えて、捕まったわけだ。清原は天才だと思うが、 持て余したのだろう、自分の天才を持て余したのだ。
覚醒剤の問題は、経済にあると思う。金銭が絡む、 そのことにより追い詰められていく。 比喩ではないがなにも覚醒しないのだ。どぶの中に落ちていく。 経済のどぶの中でもがくことになる。
それはもっとも非人間的なことなのだと思う。
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