本番終了。色々な人が来て、意見を言ってくれた。O君が来た。私の中学校からの友人だ。「実演はかぶり付きで見なきゃ」というのが持論。30年前に神保町 のスタジオ公演の時「鈴木!」とスタンバッテいる私に声を掛けたのも彼だ。体が小さいが根性があって、中学生の頃路上でボクシングをやると一発当たると、 3発位返してきた。結局小さかったので体力負けしたりしていたが負けかたに品があった。女にもてた。年に一度か二度会っていたのが、近頃頻繁に会うように なった。三軒茶屋の実家に戻って来たのだ。離婚していた。原因は博打。まあ、よくあることだ。顔の神経が麻痺して、朝から酒を飲む。私も離婚させられ組な ので気持ちがわかる。そのO君がやってきて、やっぱりかぶり付きに座った。酒の匂いプンプンで、座った途端鼾をかいて寝た。しまったと思ったが、もう遅 かった。「寝言言わなかったからよかった』と出演者の誰かが言った。私の出番。何気に見ると、申し訳なさそうに、必死に目を開けていた。気にするなよ光線 を目線で送ったが、とても気にして、帰りの飲み屋にやって来て一緒に飲んで一万円置いていった。返しても受け取らないのはわかっている。「芝居どうだっ た?」「うん?よかったよ!」と言ってヘナチョコな後姿で帰った。申し訳ない気になった。公演中と言わなければと思ったりしたが、しょうがない。・・・今 回の公演、ダイアローグということだけに焦点を絞った。人間はいつも二人で話す。そのことだけに拘った。今度はO君がヘトヘトでも、シャキーンと気合の入 るような芝居をやります。
今日16日~中村和彦、松坂和歌子は来年16日からの劇小劇場の公演の為の稽古。30代が集まってやっている。楽しみです。
2005 年 12 月 16 日 (金)
2013年3月6日
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