2006 年 9 月 13 日 (水)

9・11のニューヨークの出来事をテレビで盛んにやっていた。その日私はVシネマの撮影で、誰だったかが「こんな事やってる場合じゃねーぞ」と呟いたのを 覚えている。テレビを見ていると、死んだ、一人一人の人々の人生がドラマのように語られている。が、語られない死のほうに思いがいく。誰にも、語られない 死。ほとんどの死はそのような死だ。死に、ドラマを見つけようとしている、テレビの手触りが、なんとなく胡散臭く思う。ニューヨークの出来事が、もう、祭 のようになっている。悲しみのショーだ。ぼんやり、テレビを見ていて思う。街角の喧嘩を遠巻きにぼんやり見ているような・・で、しばらくして、その喧嘩で 死んだ人間のことを、テレビは深刻な振りで伝えている。お前、遠巻きに、見てたじゃネーか、それも巻き込まれないような安全な所で・・・捻くれた感情が湧 く。事実を装飾無しで伝える事。戦争をドラマチックに伝えるのは、やっぱり、あんまり、いい感じがしないのだ。

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