2007 年 3 月 30 日 (金)

突然、昔の不良仲間がやってくる。チケットを買いにきたのだ。十枚欲しいという。普段、「ベンチ」などといっても、見向きもしない人だ。「半チョッパリの 話なんだろ・・網走番外地出てくるんだって・・」どこかで聞いて、やって来たのだ。「これから、北沢に行く・・売ってくるよ」そう言って、ウイスキーニ、 三杯飲んで、帰っていった。今度の芝居に出てくる、海野治夫というヤクザのイメージは彼なのだ。学生時代、鞄も何も持っていない手ぶらで赤い女物のカー ディガン、女物の中ヒール。全く彼そのものだった・・その上女に持てた。三茶あたりのちょっと可愛い子は大体彼と・・なのだった。喧嘩も強かった、一つ先 輩だが、色々助けらたことがある。今度の芝居は少年期の自分の気持ちのあり方、のようなものが、思い出される。猛り狂っていた日々が思い返される。そし て・・気取った膜がはがれていくような気さえする・・見渡すと、変なやつらが、やってくる。明日も夜中に、行方の知れなかった奴が、来るという。「S町の 物語」の話に、傷痍軍人が登場するのだが・・そいつの父親がインチキ傷痍軍人だった。手があるくせに、ないふりをして・・電車の中でアコーディオン等弾い ていたのだ。あの話を聞こうと思う・・戦争は私が少年時代、そんな形で残っていた。実が虚となり、虚が実の狭間の時代。そこのところに興味がわく・・。

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