警察に行く。別に、悪いことをしたわけではない。免許証の書き換えだ。講習なども受ける。で、そこにいる人たちが、なんと、私の回りにいる人と違うことか ということに、きずく。態度、姿勢、目の力、とにかくいずまいが違う。簡単に言えば、正義感があって、体力があって、皆、強そうなのだ。私の周りの人たち は、あまり強そうではない。どちらかといえば、弱そうだ。警察のいちばん弱そうな人が、私の周りでは、強そうな人ということになる。信念がありそうだ。私 の周りの人は、信念がなさそうなのである。昔の、警察や、プロの軍人はもっと強そうだったと思うから、貴様!などと,ぶん投げられたら、申し訳ありません でした!何もかも,私が悪うございました!と、なってしまうだろうな,と想像する。笑って、交通の説明をしている、初老の説明係りの人も、目が笑っていな い。怒らせたら、怖いぞの感じを醸し出している。体が硬そうだ。思い出した、山仕事をして、年をとった人の感じに似ている。説明中に寝ている人に「お体悪 ければ、外で休んでくださいね~」とニコヤカにいうのだが、「拳骨、食らわされたいのか?テメー!寝てんじゃねーぞ!」という感じが、そこはかとなく,漲 るのだ。この、感じがドラマにはないのだった。この感じは、お茶の間には、ぜんぜん似合わない。2時間近く、閉じ込められて、映画を見せられ、事故の怖さ を、説明される。事故よりも、説明している人が怖いのだ。ただ、もう恐れ入って、聞きほれる「皆さんに、プレゼントがあります。3年間j違反しなければ、 今までの違反はなかったことになる、というプレゼントです」などと、いわれると、ありがたや、違反なんか、するものか、と、なんだか、正義感沸いてき て・・2時間たって、免許もらえば、もう、何もかも忘れ、帰り道の信号を、今まで神妙な顔で聞いていた人々が、赤なのに渡るのでした。渡った人は、私の周 りの人に似て、あの、正義感の人たちは、私には、非日常の異界からやって来た人々のようでした。
2007 年 5 月 11 日 (金)
2013年3月7日
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