「若葉の季節の物語」終了です。楽日も満席。盛況に終わったけれど、課題も残った。スタジオが狭く、お客さんに見えにくい場所で、見せてしまったりして、 配慮しなければいけないことが多い。次回からは、人数の制限などを徹底して、ゆったりとした、満足の出来る空間を作り出す努力をしようと思っている。今回 の芝居は、実験的な要素と分かりやすい物語とを繋げたわけだが、パパ・タラフマラの小池さんが演出した「手」は子供たちに人気で、見ていた子供たちが、声 を出して笑っていた。大人は理屈で見るが、子供たちは感受性で見るのだ。私の息子も「手」が好きで、ちょっとした動作を覚えていて、真似をしたりしてい る。芸術は幅がなければと思う。子供にも、老人にも、発信できること。そして改めて思うのは、生活している人たちに、なにかをきちんと届ける、努力を続け なければ、演劇などやっても仕方がないような気がする。演劇を見たことがない、近所の八百屋の姉さんが「楽しかったよ。休みの日に、こういうの見るのもい いねえ」と言ってくれた。大衆演劇とか商業演劇とか、ジャンルを分けるのは、もう時代が違ってきている実感がある。アンダーグラウンド演劇などといわれて 特殊に聞こえたものも、今の時代はないような気がする。あるのは、観客ときちんと繋がる努力をしている、創造性だろうと思う。
連休中は休み。明けて、次回公演の為の取材。日常的稽古に入ります。それぞれの課題も見えているので、じっくりと開始です。
2009 年 4 月 30 日 (木)
2013年3月7日
コメント