稽古中に、妻の祖父が亡くなった。葬式にも出られなかった。本番終わって、北海道の浦河という小さな町まで、線香を手向けに出かけた。千歳~車で3時間。 海沿いの漁港の町。10年ほど前まで、お風呂屋さんを営んでいたという。建物は古い、広い家。中は迷路のように入り組んでいて、風呂も番台もそのまま残っ ている。子供たちが、家の中でかくれんぼをしようと言い出したくらいだ。85歳の祖母は元気で、昔話を問わず語りに聞いた。偶然入った近所の魚屋さんが、 妻の母が三人姉妹で、美人姉妹で有名だったなどという話をしてくれた。浦河は牧場の町でもあり、ハイセイコーやシンザンが育ったところとしても有名だ。 行ってよかったと思った。妻の母の歴史や少女の時間に触れた。この町の小さな産院で生まれたという、妻の気持ちのルーツにも触れたような気がした。忙しな い旅だったが、芝居が始まると触れ合えない子供たちとも交流した。運転する私を見て「本当に運転できるの?」と、心配顔の長男。若い頃、トラック乗り回し ていて、マイトラックを持ってたくらいだ。というと、驚いていた。さて、今週は次回の芝居の為に、作家の丸尾君と京都に取材旅行。15日からは稽古。キャ スティングも急がなければならず、忙しい日々がスタートしました。
2009 年 5 月 7 日 (木)
2013年3月7日
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