スタジオARの側の古道具兼リサイクルショップのお店のオヤジさんから電話。「明日暇ですか」「はい。時間ありますよ」「ちょっと手伝ってもらいたいん だ」聞けば、どうやら、老夫婦の家の引越し。普段、、小道具をただで借りたり、なんだかんだと世話になっている。引き受けて、翌日。行ってみると、荷物は 何も片付いておらず・・ほんの数点の箱を持っていっただけ。どうやら、引越しと思っても、なかなか決断がつかず。今日まで来てしまっているようだった。庭 石を置いた経緯を話す、その家の主人は、やっぱりその家に未練があって、簡単に引っ越す気にもなれないのかもしれない。せっかく来たのだからと、ちょっと したいらないものを持っていったわけだ・・80歳を過ぎているだろう老夫婦を見ていて、自分の両親の事を考えた。去年死んだ母の品物の数々は今だ手つかず にいる。妹は思い出すからと言って、あまり触りたがらない。かといって、捨てる気にもなれない。人間はやっかいだなあ、などと、そういうときに思う。 ちょっとした物にまで、色々な気持ちが残っている・・まして長年住んだ家だとすれば・・帰り道、車の中で、オヤジさんは「これで、もう何回になるか、いい 加減気持ち決断して。だって、マンションもあるんだから・・まったくもう・・すいませんねえ・・来て貰ったのに」すまなそうに言う。帰りに、子供にとゴジ ラの模型をくれる。帰り道、引越専門のなにか新商売が・・などと考えていると、マネージャーの角巻氏から電話。仕事の話・・頭切り替えて喫茶店に行っ て、しばらくぼんやりする。子供はゴジラの模型・・はたして喜ぶのかなあ・・又くだらない物持ってきて、と、たぶん妻は言うだろうなあ・・でも言ってやろ う。「買えば一万はする!」と。
2010 年 2 月 26 日 (金)
2013年3月8日
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