Kei– Author –
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ブラック・グラフティー
夏休み
私の二人の子供たちを見ていて、夏休みの事を思い出す。あっという間に過ぎていく夏休み。まあ、人生と同じでしょうか。宿題も一日延ばしにしているうちに、残り一週間なんてことになったものだ。 どういうわけだか、楽しい思い出ばかり。小学生の頃がまあ... -
ブラック・グラフティー
チャンバラ
チャンバラなどという言葉は聞かなくなった。チャンバラ映画なんてのもあったわけです。最近、ビデオで内田斗夢の宮本武蔵だとか黒沢明の椿三十郎なんてのを見たが、チャンバラしていました。 バッタバッタと切りまくっていた。子供のころ、路地で買っても... -
ブラック・グラフティー
安藤昇という生き方
中学校の時のやくざな友人から「、映画俳優安藤昇」という本をもらった。安藤さんは僕らの世代だったら知らない人はいないだろう。 渋谷の安藤組の首領で、特攻帰り、学生やくざとして知られていた。様々な事件に絡み、ある意味ダークヒーローであった。 ... -
ブラック・グラフティー
鍵
一か月ほど前、買ったばかりの自転車を盗まれた。次の日に出てきたのだが、盗まれたというよりも、ほとんど同じ自転車だったので、私とその相手が乗り間違えたというほうが正しい。 二つの自転車には鍵がかかっていなかった。ある人に「鍵は掛けてましたか... -
ブラック・グラフティー
ペーソス
島本慶さんという私と同じ年の、漫画家、というか風俗ライターというか、編集の仕事をしている人がいて、20年くらい前からの知り合いなのだが、三軒茶屋に住んでいる関係で、時々道でばったり会う。 編集プロダクションの社長でもあるので、仕事をもらっ... -
ブラック・グラフティー
気配
その昔、蜷川幸雄さんのところで芝居をやっていたころ、たしか沢田研二さん主役の「唐十郎版・滝の白糸」のときのこと。 蜷川さんに、「お前たちは気配をやれ」と言われたことがあった。いるような、いないような。気配なのである。これは難しい。そのと... -
ブラック・グラフティー
釣り
釣りをやりたいと時々思う。趣味が釣りというわけでもないのだが、時々、釣りたいのである。子どものころ、東横水郷というのがあって、そこに連れて行ってもらい、雷魚だのへらぶなだの釣った覚えがある。やけに美しいタナゴも混じっていた。好きなくせに... -
ブラック・グラフティー
健康食品
今、ヘム鉄なるものを飲んでいる。鉄分である。リポ酸というのも飲んでいる。なんとなく家にあるものをビールと一緒に飲む。マクロ元気というのも貰ったので時々飲む。健康食品だ。なにに効くというわけでもない。昔、日刊ゲンダイという新聞で「壮健秘薬... -
公演チケット
「さねとうあきらの世界」鬼にまつわる二つの物語
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ブラック・グラフティー
小さな部屋
自分で書いた小説の中に、子どもの頃作ってもらった、子ども部屋のことを書いた。平屋の突き出た庭の部分に下を駐車場にしてその上に洗濯物を干す物干しと私の部屋を作った。外の電信柱から上ってこられるというような場所。不思議な部屋だったが妙に落ち...