Kei– Author –
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ブラック・グラフティー
医者に通う
子供の頃から、医者好きで、なんてことはないが、ともかく、案外に体が弱い。子供の頃はすぐに高熱が出て、近所の医者まで母に担がれて行ったなんてことも覚えている。扁桃腺を切ってからは少し収まったが、それでも今日まで1年中医者に行かないなんてこと... -
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日々の生活
個性というものは、日々の生活で出来るものだから、日々の生活、細々とした日常を大切にしたほうが良い。 と、たしか宇野ちよさんだったが言っていた。細々とした日常、というのが、どうも男にはわかりにくい。朝から晩まで働いて、稼ぐことこそ日常となっ... -
ブラック・グラフティー
神田神保町界隈
今やっている、神田時来組の稽古場が神保町。岩波ホールの前のサボウルと言う古い喫茶店を抜けた突き当りにある。 神保町はレクラム舎が最初に稽古場を持った場所で、ここで、演劇の基礎を学んだ。古本屋街も懐かしい。探していた清水邦夫の古い作品も、目... -
ブラック・グラフティー
準備、そして少し先のこと
自分たちの芝居が終わって、すぐに山梨甲府桜座で山梨のアマチュア劇団に出演した。20分くらい。私と松坂二人の芝居。客席は満員で良い反応。どこで演じても、やることは同じ。ともかくも関係を的確にやるということ。夫婦の話なので、なんだか自分たちの... -
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終わりの始まり
笑う犬、公演終了した。様々な反響があった。ベテランの役者たちが、踏ん張ってくれた。若い役者もやるべきことを、きっちりこなしたと思っている。女優たちもそれぞれに、時分の花を咲かせてくれたと思っている。終わって、次の日に、茨城でロケ。朝、ワ... -
ブラック・グラフティー
就職というようなこと
妻がたまたま知り合った、国立大学の男の子が手伝いに来ている。彼は現在就職活動中。稽古中も時には背広をきちんと着て、やって来たりする。私の息子も就職には苦労したようで、あんな経験はしたくないと言っていた。いったいどうして、断られるのか。皆... -
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無駄ということ
無駄使い。いけませんよ、と子供の頃に言われたことがある。が、無駄使いをする。ずいぶん若い頃から、タバコを吸って、当時80円だったか、二箱吸えば160円。毎日吸っていた。30過ぎてタバコをやめたが、今度はビールを飲むようになった。これがやめられな... -
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昔、昔、その昔
昔の話を聞いたり、しゃべったりするのが好きだ。大体人は昔に生きている、などと思っている。過去の話をすると、軽蔑されたりする風潮があるけれど、いいじゃないの、過去の話。聞きたいものだと思うのだ。昔、祖父や祖母から聞いた関東大震災の話。両親... -
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笑う犬
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公園で
稽古場に通う、電車の中、辺見庸氏の水の透視画法というエッセーを読む。私より8歳上だから、そろそろ70歳という年齢。このくらいの年齢の人たちが、私の兄貴分の世代になる。言葉使いや、態度が私には懐かしい。言葉の一つ一つに、はっとさせられたりする...