準備、そして少し先のこと

自分たちの芝居が終わって、すぐに山梨甲府桜座で山梨のアマチュア劇団に出演した。20分くらい。私と松坂二人の芝居。客席は満員で良い反応。どこで演じても、やることは同じ。ともかくも関係を的確にやるということ。夫婦の話なので、なんだか自分たちの夫婦関係にも繋がって・・なんだかなあ・・ってな気分にもなる。
劇場の前のホテルに宿泊。楽屋がホテルというような感じ。昼間、ホテルの自転車に乗って、近所の銭湯に。この銭湯が温泉で、調度いい温度。ゆったり入れる。戻ってすぐに、次回公演時来組の稽古。殺陣もあって、それなりに楽しい。子供の頃のチャンバラごっこが蘇る。言葉の教室も再開。学校も発表に向けて急ピッチで進んでいる。次回公演も清水邦夫の「戯曲冒険小説」をやろうかと考えて、上演許可も取った。この作品は草野大悟さんが客演して、私たちの劇団では話題になったものだ。私にとっては、もう一度やる意味のあるものだが・・1980年代の作品。今上演することの大きな意味を作品の中で考えていこうと思っている。
そろそろ梅雨も明けるのだろうか、局地的な雨が降る。梅雨の様相も昔とは違うような・・人の様相もそりゃあ変わっているに決まっているが、芝居の作り方は相も変わらず。経済的ではない。劇団四季の浅利さんが代表を辞めたというニュースを聞いた・・私は直接知らないが、劇団を経済に乗せた人だった。今後、彼の功績のようなことが評価されるのか,否定されるのかは、時代が動かないとわからない。まあ、私たちは、少なくとも、浅利さんの爪の垢でもってなことなのだろうが・・清水邦夫では、やっぱり難しい。今後、小松戯曲、別役さんの作品も視野に入れている。夏はすぐそば。秋の準備に入り。もう正月は見えてきた。

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