その先の光と闇

高橋いさを氏の主催するユニットに参加した。事件を題材にした演劇。私は世田谷一家殺人事件。未だに未解決な事件だ。私は事件捜査に関わった元刑事。

事件はいつでもそうだが、切なさが付きまとう。「壁の向こうの友人」犯人と被害者の兄の交流。なぜ、事件を起こしたのか。取り返しの付かない時間・・死刑制度についても考えさせられる。

「明日は運動会」和歌山毒物カレー事件。犯人とされている母と、残された子供たち。現在も続いているだろう物語。冤罪という言葉がよぎる。

「夜のカレンダー」残された殺害現場。今も世田谷にある。今も風化しない事件の痕跡。時効のない殺人事件。

3つの物語がそれぞれに関連しているような錯覚にとらわれる・・優れた企画であり。作品である。関われたことに感謝した。

私より若い共演陣。今が盛りの俳優たちに交わって、奮闘努力したわけです。

こうやって、優れた企画に関わると、刺激され。さて自分のところをと思いを巡らす。まずは7月17日(海の日)の「べっかんこ鬼」今回はフラメンコ・ギターの島田武とのコラボだ。

60歳から始めた「べっかんこ鬼」70代の新たな作品に仕上げようと思っています。

牧野富太郎の作品も上演を目処に準備しています。お楽しみに。

6月。今年も半分が終了。緩やかに、過激に進みたいと思っているところです。

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