家の近くの小学校。三宿小学校。私はそこを卒業した。校長先生が金澤嘉市氏。有名な先生で、その先生の影響で芝居を始めたと言ってもいい。息子二人も三宿小学校卒業。
三宿小学校にはわかば教室という障害を持っている子供の教室もある。私が小学校2年生ころにできた教室だ。そのわかば教室で先週「べっかんこ鬼」を演じた。
恩返しのような気持ちもあった。親子三代世話になっている学校だ。20人ほどの生徒。1年生から6年生まで。とても喜んでくれた。反応がいい。前日練習して、芝居の途中で生徒の参加も実現。
元気よく演じてくれた。終わってからの質問も、活発で驚く。皆嬉しかったようだ。考えてみれば、この3年間。外部との交流を遮断されたような時間を過ごしてきた子どもたち。
コロナの問題は深刻だ。特に障害を持っていれう子どもたちには神経質になっていたと思う。ようやく生活が戻ってきているのかもしれない。
今後もこういう活動を積極的に続けようと決意した。こんなに喜んでくれたことがダイレクトに伝わる公演は久しぶりだった。演劇は捨てたものではない。実演は効力があるということを証明したいものだと。
三宿小学校での公演で思う。次回はワークショップを行って、子どもたちの公演を実現したいものだ。
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