ビートルズ

ビートルズの話をすれば長くなる。元々プレスリーが好きで、小学生の頃映画に夢中になった。女の子とデートをしたら、唄うものだと思ったりして、実践して笑われたことさえあるのだ。
で、小学生の後半だろうか、ビートルズがやって来た。同名の映画があるが、まったく嵐のようにやってきたのだ。最初のうちは馴染めなかったが、たしか「マイボニー」というオリジナルではないドイツの民謡を唄った曲で一発ではまった。このマイボニーはマネジャーであったブライアンエプスタインを虜にしたきっかけになった曲でもあって、私の耳もまんざらでもないと思ったものだ。
今も、時々ビートルズを聞く。プレスリーも聞くが、ビートルズが多いだろうか。ビートルズの魅力は子どものときの関係が続いて、グループになって、大金を手にして成功したというようなストーリーかもしれない。そんなことはめったにないことだからね。
話は山ほどあるけれど、まあ、これくらいにして、先日、ハワイにいる友人が三茶にやってきた。彼は十代の頃からの友人で演劇学校に通っていた頃、同期であった。その同期には「竜二」という映画で名を残した金子正次がいた。金子のことは又機会があったら書こうと思う。で、ハワイの彼は演劇学校の後、音響の会社から、自分で会社を立ち上げ派手にやっていたのだが、いつの間にかやめて。ハワイでラジコンのヘリコプターか何かの会社を始め、現在は日本とハワイを行ったりきたりしている。というような男で、年に一度か二度は会ったりしているのだ。で、その彼とビートルズの話で盛り上る。「今度ビートルズに特化したような店をやりたいなどと思ってるんだよ」「いいね!俺も好きなんだよビートルズ。金ならありまっせ」てな話をしたのだった。
ビートルズの話をすると急に、あの時代に、というか子供になるような奴が私の周りに少なくとも三人はいる。
てな連中が集まれるような場所を創りたいなどとちょっと思っているのです。回顧趣味ではないのです。ビートルズは今だって新しいのですよ。
今年が始まりました。言葉の教室も二回目。妻も参加したが、課題山積ですね。向田邦子さんを読んでいるが、いいですね。エッセーには心を打たれるものが多いです。向田さんが昭和4年生まれ。私の母と同じ年だったのに驚いた。言葉の使い方が母に繋がる。
3月には「ベッカンコおに」太子堂八幡で三日間。4月には新潟でも公演する。馬の背に乗って歩き出しました。

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