猫との生活

猫が我が家に来て二ヶ月が過ぎた。猫はすっかり家の生活に溶け込んでいるように見える。
好みもはっきりしている。好かれているのは妻。次が長男。私と次男はどうやら苦手な部類に入るらしい。
私は叱る。テーブルの上に乗れば、コラ!と大きな声を出す。ほとんど口やかましい。次男は意味もなく大声を出す。猫の顔を意味もなく撫で回す。
そういうことをしないのが妻と長男。朝ニャンニャンと声を出し妻について歩く。長男の布団にもぐりこむ。
糞の世話。餌の問題はほとんど私と次男の仕事。妻は爪を切るくらい。長男はただ可愛がるだけ。・・まあ、これが心地よいのだろう。
ちょうどよい距離感。これが大事なのだ。と考えれば人間関係もそうなのかもしれない。面倒見てもらったって、口やかましかったり、恩着せがましいのはごめんなのだ。
猫はわかりやすい。男女の関係もそうなのかもしれない。こっちからべたべたは嫌われるものだ、ちょうどよい距離感これが大事なのだ。
まあ、人間関係はほとんどそうなのかもしれない。猫に教えられる。猫との関係で私の人間関係の拙さを思う。
すぐにイライラするは嫌われるに決まっているのに。我慢ができないで、結局嫌われる。で、それが気にならないかと言えば、すぐに気にする。
穏やかに、微笑を忘れず・・・緩やかな心でもって接していけば、猫にも・・・と思っていると、飛び切りくさいションベンを撒き散らし・・このくそ猫!
とは思わずに、きっと何かストレスが、と相手の立場になって考えて・・・猫に教えられる毎日なのです。
ここのところ、俳優業忙しく、するとストレス高まって、家では不機嫌・・・とならないように、猫ちゃんの喉をごろごろ言わせながら。戒めるここのところの毎日なのです。

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