近頃思うこと

コロナ、コロナと毎日進む。オリンピックもやるのだろう。やるのだから、みんなで盛り上げましょう。と言う政治家がいない。コロナがあるから絶対やめろ、命がけでやめさせる。と言う政治家もいない。世間の目を伺っている。民主主義という大衆主義が今や恐ろしい。マスクをするのは国家の命令です。と平然と言う人に会った。その人の目は恐ろしく、マスクしない人間を排除しようと意気込んでいるようにさえ見えた。こういう形でファッショがはじまるのだ。ワクチンもいろいろなところで命令となっている。ワクチン打たない人は許さん。と言う空気さえ感じる。演劇人も感染対策に夢中。消毒とマスク。ソーシャルデスタンス。コロナに対し誠実に対処することが社会人としてのあり方となっている。誠実じゃない人は懲らしめられそうな社会の空気が恐ろしい。コロナは空気で感染するから寝るときもマスクと言う人さえいる。自転車に乗っているときはマスクいらないのじゃないかと言えば。木の葉っぱにコロナ菌がついていて空気中を飛び鼻から入るのでマスクをしましょうである。何かが狂っている。で、それらに抗うことは難しい。社会が許さないのである。演劇はもともと反社会的なものだったんじゃなかったっけ。戦争しましょうと国が言えば、断固として反対の声を上げるのに。コロナは別。なんてったって善良な人々の命がかかっているわけです。釈然としない。のは私だけかもしれないんだけどね。大学の授業。あまりマスクをしない。マスクをしない学生もいる。私は注意する。「本当に怖がっている人がたくさんいる。マスクしないと怖がられるからエバッたりしちゃだめだよ。注意されたら謝ってマスクをしなさい」と。結局社会の空気には簡単には抗えない。その昔戦時中に戦争に反対した人はすごいと思う。殺されたりしたわけだから。コロナ平気だと言ってもまだ殺されたりしないからね。ワクチン打たない人を殴り殺そうということには今はならないと思うけど・・大丈夫でしょう。

さて、7月 軽井沢で「べっかんこ鬼」長崎で「海の見える理髪店」東京でも4日に上演する。オフイスコットーネの「母」もコロナの中。一回の中止があったが無事に終了した。楽しい舞台で感謝している。もちろんコロナ感染に気を使い。毎日うがいをし、清潔を保つことを心がけたわけです。木の葉っぱのコロナ菌が鼻から入るのを防ぐ、というところまではやりませんでしたが。9月にはレクラム舎の公演。11月には水と人間をテーマにしたリーディング公演の企画もある。8月からは長野県のあちこちでワークショップも始まります。コロナと共生し仲良くして、公演を続ける。そんなスタンスでありたいと願っています。

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