2003年6月14日(土)

「人類館」の稽古が進んでいます。新星中学校の演劇部の子供達と一緒に稽古をしています。昨日は中学生の前で、通し稽古。何がわかって、何がわからないのか、意見を聞きました。どんな芝居でも、全て納得がいくというのは、珍しい事です。去年、初めて演劇部と関わった時よりも、ずいぶんと、活発になって自分たちの意見を言うようになりました。セット作りにも積極的に参加してもらっています。彼女達とのかかわりの中で、私たちが教えられりすることがずいぶんとあります。今回の芝居は沖縄の様々な問題をテーマにしています。彼女たちはたくさんの資料を図書館で借りてきます。その資料の中には、長い間この芝居に関わってきた私たちが知らなかった物もあったりします。その時に思うのです、芝居をはじめたばかりの頃、ありったけの資料を読んで、頭がいっぱいになって稽古場に行って、違う発見をしていった日々の事を。私は51歳です。15歳の子達に刺激を受け、同じ立場にたつことの出来る芝居というシステムは、やっぱり、いいなあと思うわけです。考える材料を提供してくれている「人類館」の作家ちねんせいしんさんに感謝です。

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